休日の遅く起きた朝に@バスルームで

リードは両手をバスルームの壁に付いて、尻を後方に軽く突き出していた。暖かなシャワーの湯が身体にかかる。背後にはホッチがいて、太い指を2本、リードの後孔に差し込んでいた。柔らかな体内をぐるりと掻き混ぜて、指を左右に開くと、割れた孔から白濁が溢れ、湯と一緒にリードの太股の内側を伝ってバスルームの床へと落ちる。

「あ・・・あ・・・ホッチ・・・・んん・・・んぅ・・・」

リードは思わず、脚を閉じてしまいそうになる。しかし、ホッチの脚がそれを阻んだ。

「ちゃんと掻き出さないと、大変だろう?」

「ん・・・で・・・でも・・・でもっ・・・」

「どうした?リード」

「・・・もったいない・・・せっかく、お腹にいっぱい、貴方を貰ったのに・・・」

「ああ、そうだな。リードが女の子だったら、孕んでいたかもしれないな」

「孕む?・・・赤ちゃん・・・出来ちゃう・・・?」

「じゃ・・・じゃあ、やだ。そのままにして・・・ホッチの赤ちゃん・・・欲しい・・・」

リードは身体を捩らせて、ホッチから逃げようとした。けれども、ホッチは指は抜いてやったものの、リードの身体を離す気配はなかった。それどころか、ぎゅっと後ろから抱きすくめる。そして耳朶を甘く咬む。

「ふっ・・・ん・・・」

リードが感じ入った声を上げる。

「リード。バスタブに湯が溜まったぞ。温まろうか?」

「ん・・・」

リードは素直に手を引かれて、バスタブの中に入る。リードが選んだ香りのバブルバス。ふわふわの泡の中にホッチと一緒に身体を沈める。

「シトラスムスクか・・・お前のことだから、バニラあたりを選ぶのかと思った」

「だって、ホッチも入るんだよ?ホッチの身体からバニラの香りなんて変でしょ?」

「どうせ、休みだ。リードの好きな香りにして良かったんだぞ?」

「そんなの・・・もし、急に仕事で呼び出されたらどうするの?BAUでバニラの香りをさせてるホッチなんて変だよ。・・・それに、仕事じゃなくったって、貴方がバニラの香りをさせてたら、ジャックがびっくりしちゃうよ!」

「喜びそうな気もするが・・・」

「もうっ・・・そんなこと言って!」

リードがぷうっと頬を膨らませる。ホッチは笑いながら、泡風呂の中で、リードの腹を撫でた。肉の薄い、平らな腹だ。どんなにホッチが精を注ぎ入れても、膨らむことのない腹。しかし、ホッチは愛しそうにその腹を撫で回した。

「・・・ごめんね、ホッチ」

「何がだ?」

「僕が女の子じゃなくって。・・・あ、でも、いいのか。僕が男だから、面倒臭いことにならないで済んでるんだもんね」

「面倒?どういうことだ?」

「・・・だって・・・僕が妊娠しちゃったら、ホッチは困るでしょう?ジャックだって・・・驚いちゃうと思うし・・・ジャックのママは・・・ヘイリーだけなんだし・・・」

「さっきは俺の子どもが欲しいって言っていたくせに」

「・・・それは・・・ちょっとした・・・その・・・冗談だもん・・・そんなことあり得ないし」

「俺は・・・欲しいと思うがな。リードなら、きっと可愛いママになる」

「・・・ホッチってば、真面目な口調ですっごい冗談を言うんだね」

「冗談じゃない。言っただろう?指輪を買おうって」

「・・・本気・・・なの?」

「きっとジャックも喜ぶ」

「凄い、自信をもって言うんだね、ホッチってば」

「本当にそう思うからな。・・・リードがジャックのママになったら、ジャックも喜ぶ」

「そうかなぁ・・・」

リードは両手に乗せた泡を、ふうっと吹いて飛ばした。シトラスムスクの香りは、自分が持っているバブルバスの中で、唯一、ホッチらしいと思った香りだ。いろいろなバブルバスをガルシアからもらったが、どれも甘いお菓子のような香りだった。けれども、このシトラスムスクのバブルバスは、リードが自分で選んだものだ。ホッチの姿を思い浮かべながら。一人で風呂に入るときも、リードは時々、このバブルバスを使う。それは、ホッチがいなくて、寂しい時だ。今はホッチがいるけれども、やはり、ホッチがバニラやビーチの香りをしていたら絶対におかしいと思う。・・・ジャックは、どんな香りのバブルバスが好きだろうか。まだ幼いから、シトラスムスクよりは、きっと甘い香りが好きなのかな・・・と考える。

「どうした?」

「ううん。なんでもない。・・・そう・・・もし、僕とジャックがお風呂に入るとしたら、どんな香りのバブルバスかなぁって・・・考えてた」

「俺も入る」

「あはは。3人は狭いよぅ」

リードが肩を震わせて笑った。そして、背中をホッチに預けて、体重をかける。そうすると、ホッチの左手がリードの腹部に絡まり、右手が太股から足の付け根へと撫で上げてくる。ぬるりとした感触。すぐに、リードの中心がホッチの大きな手に捉えられる。

「あ・・・ダメ・・・も、無理・・・」

「それはどうかな」

バブルバスの滑りを借りながら、ホッチがリードの中心を扱き上げる。親指で先端をグリグリと抉るように刺激する。

「ひゃっ・・・あ・・・だ・・・め・・・。も・・・出ないってばぁ・・・」

「それでも、気持ちはいいだろうか?」

遠慮なく扱いてくるホッチの手の動きに、リードの身体が震える。昨夜から散々イカされて、もうリードのミルクタンクは空っぽだった。それなのに、身体の中心の奥底から、不思議な感覚が迫り上がってくる。

「あ・・・ああ・・・あああああああ・・・」

もうイケないと思っているのに、それとは裏腹に身体は快感を覚えている。ぎゅうっと力強く握り込まれて、先端を弄られて、脚がビクンッと跳ね上がる。バシャンっと泡風呂も跳ねる。

「ひゃっ・・・あ・・・あー・・・あー・・・」

白い喉を仰け反らせながら、リードは声を上げた。バスルームの中で、木霊のように、その甘ったるい声が響く。射精感はなかった。ただ、身体のずっと奥がヒクヒクと蠢くような感覚だけが全身を襲った。身体の痙攣が止まらず、バブルバスの中で仰け反りながらも、全身をホッチに預けるしかなかった。

「あー・・・あ・・・へ・・・ん・・・ホッチ・・・へ・・・ん・・・なの・・・」

「どんなふうに?」

「からだ・・・へん・・・おかしいの・・・びくびくが・・・とまんないの・・・」

小刻みに引き引くと震える細い身体を抱きしめながら、ホッチはリードの耳元に口を寄せて言った。

「リードは、俺の女の子だからな」

「おんなのこ・・・?」

「そうだ。女の子みたいにイッたんだ」

所謂メスイキだった。射精を伴わないそれは、快楽でリードの身体を蝕む。瘧のような身体の震えが止まらず、ヒクヒクと捉えどころのない感情がリードを襲った。

「や・・・これ・・・へん・・・なの・・・や・・・」

そんな可愛らしい拒否の言葉になど、耳を貸さずに、ホッチは執拗に、リードの果実を弄び続けたのだった。

to be continued