「あっ・・・あっ・・・あんっ・・・いっ・・・いいよぅ・・・」
出勤を2時間遅らせて、ベッドに戻った二人はすぐに衣服を脱いだ。といっても、断然リードの早い。何せ、彼はホッチのシャツ1枚でいたのだから。
先にベッドで仰向けになってホッチを待ちながら、その瞳はスーツを脱いでいく彼に釘付けだった。昨夜は淫魔でありながら、人間のホッチに翻弄されてばかりのリードだったが、いまは少しだけ気持ちに余裕がある。スーツに隠されていた身体はがっしりとしていて、とても逞しかった。その姿を見て、リードの下腹部が、きゅんっとなる。好きな身体付きだった。全裸になったホッチがリードに覆いかぶさると、金髪の淫魔は両手と両脚を絡めて、その暖かさを享受した。
けれども。
「今度は、僕にさせて・・・ね?」
淫魔特有の蠱惑的な笑み(これは魔界の講義で練習した)を浮かべて、身体を入れ替えると、リードはホッチに跨るようにして腰を落ち着けた。
「慣らさなくていいのか?」
「ふふっ、やだな。僕、淫魔だよ?いつでも受け入れられる身体なの」
そう言って、腰を上げると、すでにそそり勃っているホッチのペニスに細い指を添えて、自分の後孔に当てがった。ズブズブと難なく受け入れることができるのは、淫魔特有の身体のおかげだ。昨夜も感じたその柔らかい内壁の熱さに、ホッチは口角を上げる。お手並み拝見といこうか・・・といったところである。そして、冒頭のリードの喘ぎ声に繋がるのだ。
「んっ・・・すごいの・・・おっきくて・・・ふとくて・・・すぐに・・・おくに・・・きちゃうの・・・」
上下に腰を動かしながらも、そんな言葉を甘ったるい声で発する淫魔。さすが、といおうか、天然なのか。煽り上手なリードの腰をホッチはグッと掴んだ。
「リードの奥は、もっと深そうだ。手伝ってやろう」
ホッチがグイッと、下からリードを突き上げる。
「ひゃんっ!!!ひゃ・・・あ・・・あぐっ・・・んんんんぅ・・・・」
ホッチの腹についていた指が離れたが、腰をしっかりと掴まれているので倒れることはない。それよりも、強烈で深い突き上げに、思わず後ろで締め付けてしまう。
「ああ・・・いいな。さすが、淫魔だ。締め付けるのが上手だな、リード」
可愛らしいリードのペニスも勃っていて、先端からは蜜が溢れている。それを感じている証拠と捉え、さらにホッチはしたからリードの身体を揺さぶって突き上げた。
「あっ・・・ちょ・・・ちょうだい?・・・ホッチの白いの・・・僕の奥にいっぱいかけて・・・美味しいの・・・昨日もすっごく美味しかったから・・・ああんっ・・・それと・・・キスも・・・」
「欲張りな淫魔だな。しかし、悪くない。お望み通りにしてやろう」
ホッチはリードの腰を掴んだまま、そして自分の楔を打ち込んだまま、軽々ち体勢を入れ替えた。白い両脚を抱え上げ、折り畳み、プレスするように体重をかける。そうすると、顔と顔が近づいた。目の前に、濡れたリードの赤い唇がある。彼の望み通りに、唇を貪る。口の中に唾液を流し込むようなキスをする。
深い交わりと、深いキス。
その隙間で、リードが息も絶え絶えに呟く。
「・・・ホッチ・・・本当に・・・美味しい・・・苺ジャムより好き・・・」
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BAUの敏腕プロファイラーは、その言葉に心臓を撃ち抜かれ、結局のところ、4時間遅れて職場に赴くことになったのだった。
END